深呼吸

狭く浅くフィギュアスケート

「鯖寿司」

「鯖寿司」

原曲:「粉雪」/ レミオロメン
作詞:そ(@Eterizedgirls)
スペシャルサンクス:鯖@2A+3T(@sabasaba_samba)さん

 

鯖寿司舞う季節は いつもすれ違い
魚の群れに紛れても 同じ海見てるのに
波にのまれて 似たように凍えるのに

僕は鯖の全てなど 知ってはいないだろう
それでも一億魚から 鯖を見つけたよ
根拠はないけど 本気で思ってるんだ

些細な言い合いもなくて
サババイ サババイ
同じ時間を生きてなどいけない
素直になれないなら
喜びも悲しみも虚しいだけ

鯖寿司 ねぇ 白身まで全部〆上げたなら 嗚呼
二匹の孤独を分け合う事ができたのかい

僕は鯖の心に 鰓を押し当てて
その声のする方へすっと深くまで
下りてゆきたい そこでもう一度会おう

分かり合いたいなんてもう 
サババイ サババイ サババイ
鱗を撫でていたのは僕の方
君のかじかんだヒレ
握りしめることだけで繋がってたのに

鯖寿司 ねぇ 永遠を前にあまりに脆く
ざらつくまな板の上シミになって行くよ

鯖寿司 ねぇ 時に頼りなく心は揺れる
それでも僕は鯖のこと守り続けたい

鯖寿司 ねぇ 白身まで全部〆上げたなら 嗚呼
二匹の孤独を包んで海に返すから